▼記事▼:幼女戦記 第7話でスー大佐→ターニャに渡ったサブマシンガンはウィンチェスターM1907?

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当方ガンマニアでもありますが。
正直「幼女戦記」の銃にはあまり注目していなかった。
架空銃だと思っていたから。
あとこの時代の「拳銃」ならともかく「小銃」には詳しくないという理由もありました。
ダキアの司令官がターニャに向けた拳銃を見て「あ、ロス・ステアーっぽい」と思ったぐらいです。

他に銃に注目していなかった理由としては魔導師を中心とした兵士が自動小銃を使っていること。
ここにおける「自動小銃」とは現代で言うセミオート(半自動小銃)であり、フルオート(全自動小銃)ではありません。
この時代の小銃って殆どボルトアクションだったんじゃないの?
ターニャもチートだけど、小銃も先の時代のテクノロジー使っているっぽい。
じゃあ考証なんて意味ないよね、と決めてかかっていた。

実用的な(半)自動小銃。
こちら第2次世界大戦で米軍が装備した「M1ガーランド」小銃と言われています。
各国の主力小銃がボルトアクション方式だったのに対し、セミオート方式を採用。
1発撃つごとにボルトをガッチャンコしないと撃てないボルトアクション方式。
これに対し引き金を引くだけで次々と弾を繰り出すセミオート方式の制圧力は圧倒的。

更に言うとM1ガーランドが凄かったのは、部品の規格を共通化したこと。
それ以前の銃は同じモデルでも部品が共用できなかったんですね。
手作りのためサイズが違ったりして。
その為修理は「名人」がすり合わせをする必要があった。
壊れたら新しい部品をポン付けして終了、これは画期的なことだったんです。 

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ターニャが鹵獲した短機関銃は何か?
しかしここへ来て銃への注目度がちょっと上がった。
娘から(!)クリスマスプレゼントとして渡された最新鋭のサブマシンガン。
これを手にアンソン・スー大佐は奮闘するも虚しくターニャに破れ、サブマシンガンは鹵獲されてしまった。
ターニャもえらく気に入っていましたね。
たまたまネットを見ていたら「あの銃は何ですか?」と聞いていた人が居て、答えている人が居た。

ウィンチェスターM1907では?
軍事といえば海外のアニメファンの得意分野です。
ミリタリーアニメが作られると彼らは眼の色が変わる様に思えます。
!!翻訳注意報!!>海外の反応「幼女戦記」第7話
こちらの翻訳サイトでターニャが鹵獲したサブマシンガン=ウィンチェスターM1907という指摘がありますね。
名前の通りアメリカのウィンチェスター社が製造した半自動小銃です。
第一次世界大戦中にフランスの注文でフルオートを追加した「ウィンチェスターM1907/17」が作られたとか。
これが初期の突撃銃=アサルトライフルとも言われています。
確かに全体的なシルエットは似ている気がします。

でもよく見ると違わね?
ターニャが分捕ったサブマシンガンには、ウィンチェスターM1907と違う部分があります。
・ハンドガード(銃身覆い)に溝がある(M1907はノッペリ)。
・分割式で銃身上部を覆うハンドガードが付いている(M1907は銃身上部むき出し)。
・特徴的な銃身の下に突き出ている棒状の部品(ボルトをコッキングするパーツ)が無い。
・可動式?の立派なリアサイトがレシーバー上に付いている(M1907は銃身後方に簡単なリアサイト)。
なので全く一緒、とは思えない。
思うにM1907をベースにした架空銃、といった所では無いでしょうか。 

追記:スイス製SIG MKMS短機関銃の様です。
「くろとり」さんから情報を提供いただきました。
検索してみると、
・ハンドガードの溝あり。
・銃身上部にもハンドガードあり。 
・レシーバー上に可動式?のリアサイトあり。
これで間違いない様です。
日本で無可動実銃を販売している「シカゴレジメンタルス」のサイトにありました。
シカゴレジメンタルス>SIG MKMS 短機関銃(販売ページ)
シカゴレジメンタルス>折り畳むマガジン? SIG MKMS(ブログ)
特徴として「マガジンを挿した状態で折りたためる」様になっている。
移動時はロアレシーバーに収納して邪魔にならない仕組みです。
フランス製MAT49 短機関銃と同じですね。
実際にフィンランドで採用された実績もある。
という訳でウィンチェスターは間違いでした、お詫びして訂正します。 

公式サイトウィキペディアニコニコ大百科公式Twitter(#youjosenki)

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悠遊自適 - 幼女戦記 第7話「フィヨルドの攻防」 (2017年2月26日 20:05)

娘メアリーから父スー大佐へのクリスマスプレゼント”短機関銃”が、ターニャへのクリスマスプレゼントに。戦争が負かした相手の物資を奪うものだろうが、ゲスい...

コメント(6)

件のSMGはウィンチェスターM1907ではなくSIG MKMS短機関銃ではないかと。
googleの画像検索で見るとほとんど同じですね。
私も幼女戦記7話の感想サイトのコメント欄で知ったのですが、よく見つけてくるものと感心します。

これドンピシャですね!
情報ありがとうございます!!
という訳で早速加筆します。

何故、ボルトアクションではないのか?の答えは監督さんが何かのインタビューで答えてます。
単にアニメの作画の都合だそうです。一発毎にガチャポンする絵を描かなきゃいけないので作画枚数が大変に
なる、こだわってあえてやってもテンポが悪くなり逆効果だそうです。

そこまで考えていたんですね。
あまり前面に出していませんが銃器や軍事考証しっかりしていそうですね。

ターニャのライフルはM1ガーランドじゃなくて、モンドラゴンM1908
メキシコのモンドラゴン将軍が設計して、スイスのシグ社が生産
WWⅠの時にドイツが少数を購入

情報ありがとうございます。
銃に詳しい人が結構見ているんですね。
自分もガンマニアですがこの作品ではあまり銃器を見ていませんでした。

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